ラスベガス、凄かったよ!
コメント:柏崎 バーボンさん 2005年 12月
こんにちは、バーボンです。11月27日から12月1日まで、3泊5日でラスベガスへ行ってきました。
ラスベガス、凄かったよ!広大なアメリカ大陸の砂漠にある、大都会。年間300日以上、雨が降らないので、湿度が20パーセント程度で、たった3泊5日でも、唇はボロボロ、皮膚はかさかさで、かゆくなりました。
それと、静電気がひどくてね、静電気恐怖症になるよ。日本でも時々、ドアノブとか、金属部分に触ると、ピリッとしますが、人間同士に触
れただけで、お互いにピリッと、手を跳ね除けあったりします。日本に帰っても、しばらく、無意識に手を出さなくなってました。
ラスベガスの街は、ストリップ大通り(日本のイメージとは違って、オープンというような意味らしいよ)というメイン通りに、沢山のホテルが立ち並んでいて、そのホテルが、それぞれ特徴があって、我々のホテルは、エジプトのピラミッドとスフィンクスの形、他のホテルは、自由の女神が立ってたり、パリやヴェニスをイメージしたり、イタリアのイメージだったり、とにかく世界中の町、建造物がラスベガス一箇所で見物できるといった感じです。夜は、大通りを中心に、原色のネオンが、きらびやかに光り輝いてます。
ラスベガスタワーから見た、夜景は素晴らしかったですよ。観光の建物だけじゃなく、街全部、一般住宅もライトをつけて、夜景の一部品になってるんです。照明の電気代は、全部カジノが持つんだそうです。この街は、住民税も無いそうです。
みんな、カジノで負けた金、アメリカで一番裕福な都市だそうです。
そして、各ホテルの規模がでかいんだよ。客室が4千とか7千とかね。自分のホテル内でも、迷子になります。そして、それぞれのホテルに凄い規模のカジノがあって、どのホテルも、とにかくカジノに足が向くように作られているんです。砂漠だから、景色がいいわけじゃないから、ホテルの部屋にいても、つまらないから、部屋から出る、部屋からでると、カジノか買い物か飲食、結局お金を使うんでよ。
カジノには、スロット、ルーレット、カードゲームなどありましたが、目が不自由でもできるものは、スロットでした。三日三晩、スロットであそびましたが、結果はお決まり。一夜だけ、掛け金の4倍になったんだけど、結局最後は、そのお金もぜーんぶ取られちゃった。オレ、酒は好きだけど、ギャンブルってあんまりしないんだよ。そんなオレでも、カジノは凄く楽しかった。それを目的にきているからだけど、この街の雰囲気だと、どんどんお金を使ってしまうみたい。まあ、束の間の非現実、束の間の夢の空間と時間だからね。
ホテルで、ロング間の缶ビールを買うと、大体4ドル前後(400から500円ってとこかな)、ミネラルウォーターでも2ドル(240円程度)するんですよ。でも、カジノで遊んでいると、超グラマーのパツキンレディーが紐パンのTバックみたいなビキニ姿で、飲み物はいかがですか?って聞いて来ます。すると、ビールでもコーヒーでもウイスキーでも、ジュースでも何でもあるんだけど、そのレディーに1ドルのチップを払うだけで、何でも、いくらでも飲めるんですよ。別に、そこで飲まなくても、部屋へ持っていってもいいし。だから、飲み物が欲しいときは、カジノへ行くわけ、部屋にも冷蔵庫がありません。ところが、カジノへ行くと、やっぱりやりたくなっちゃうわけ。
レディーは、そのチップが収入になるわけ、飲み物は、カジノが提供して、レディーはただ運ぶだけ。飲み物が1ドルと安いと思うけど、結局は、何倍も何十倍もみんな負けてるわけよ。みんなが負けた分、時々、アメリカンドリーム、大当たりで、何十億も設けちゃう人間もいるけど、そんなの、ほんの米粒。みんなみんな負けてるんだよ。
我々は、団体だったから、いけなかったけど、町中で、ショーやコンサートやエンターテーメントや、格闘技などいたるところでやっているみたい。とにかく24時間、カジノを中心に、ホテルも見せも、モノレールもネオンサインも、そして人も、まさしく眠らない街でした。
20人乗りの小さなプロペラ飛行機に乗って、グランドキャニオンにもいきました。目が不自由だと見物って、楽しくないけど、プロペラ機は怖かったです。
我々が行く数日前、ラスベガスにある世界一怖い絶叫マシーンが故障して、1時間半、日本人観光客が宙吊りになったニュースがありました。そんな事故が起こると、日本では、管理の責任とか、故障の原因とか、構造上の問題とか、徹底的に調査して、すべての問題が解決しないと、再開しないけど、一週間もたたないうちに、もう営業してたよ。いかにもアメリカ人のいい加減さが現れてるよね。
服装は、ホテルでもレストランでも、ずっとGパンでした。日本と同じ季節だから、日本と同じ洋服でOKでした。砂漠というと、暑いというイメージだけど、想像以上に寒かったです。セーターやトレーナーを着込むほど、寒かったです。
初めてアメリカ本土上陸、とにかくアメリカのスケールの大きさ、ユーモアとアイデア、国力、そしてある種のいい加減さを痛感しました。
これで、バーボンさんの「アメリカ・ラスベガスレポート」のページを終わります。
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