報告:2006新潟ロービジョン研究会
安藤@新潟です。
新潟ロービジョン研究会は、これまで6回(第一回:平成13年4月)行なってきました。当初は、新潟県内の眼科医と視能訓練士を中心に行ってきましたが、次第に参加者の職種は広がり、視覚障害者や家族、盲学校の先生や、眼鏡店の方々も参加するようになり、また参加する地域も拡がり、新潟県外からも多く参加するようになってきました。
新潟ロービジョン研究会2006(第7回に相当)は、7月29日(土)午後、済生会新潟第二病院10階会議室にて行われ、当日参加も含め133名(眼科医20名・視能訓練士60名・その他、患者さんと家族・看護師・医療関係者・眼鏡店関係者・盲学校教師・工学部関係者・学生等; 新潟県内から111名県外から22名)の参加者があり、これまでになく活発な意見が交わされました。研究会の翌日(30日)に、新潟の梅雨明け宣言が発せられ、我々の熱気で一気に夏に突入した感があります。
今回は、研究会前半は医師、視能訓練士の講演、就労・家族についての講演があり、研究会後半のシンポジウムでは、4人の講師を中心に様々なテーマで論議が交わされました。ロービジョンケアはだれがやるべきことなのか?看護師はもっと優しい声掛けが必要では、視能訓練士など若手の医療関係者はお年寄りとのコミニケーションをとることが不得手ではないか?等々、、、の意見のほか、医師に対する注文もありました。今回の研究会では結論は出ませんでしたが、医者も患者も視能訓練士・看護師も、何でも言える環境でのディスカッションは、明日に繋がると思います。
今後研究会のあり方をもう一度検討して、更に進化させたいと思っております。今後とも宜しくお願い致します。
『新潟ロービジョン研究会2006』
日時: 平成18年7月29日(土)16時〜19時10分
場所: 済生会新潟第二病院 10階会議室
【プログラム】
15:30 受付、器機展示開始
16:00 研究会開始
佐藤美恵子 (視能訓練士 新潟県立新発田病院)
「一般外来でのロービジョンケア−QOL向上のための初めの一歩」
工藤正一 (中途視覚障害者の復職を考える会『タートルの会』)
「視覚障害者の就労継続と連携」
工藤良子 (千葉県医療技術大学校看護学科)
「中途視覚障害者の家族としての支援、家族への支援」
荻野誠周 (眼科医 新城眼科)
「失明してしまった手術のこと」
17:40 器機展示アピール
17:50 休憩 器機展示
18:20 便利グッズ紹介 県内の皆さんからの紹介コーナー
18:30 シンポジウム「皆で考えるロービジョンケア」
座長 張替涼子(新潟大学) 安藤伸朗(済生会新潟第二病院)
佐藤美恵子 (視能訓練士 新潟県立新発田病院)
工藤正一 (中途視覚障害者の復職を考える会『タートルの会』)
工藤良子 (千葉県医療技術大学校看護学科)
荻野誠周 (眼科医 新城眼科)
19:10 研究会終了
19:40 器機展示終了
以下、各演者の講演要旨です。
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「一般外来でのロービジョンケア−QOL向上のための初めの一歩」
佐藤美恵子 (視能訓練士 新潟県立新発田病院)
ロービジョンケアのスタートは眼科であり、眼科でのロービジョンケアが重要。本来ロービジョンケアは時間を充分にかけて行うが、一般外来の中では物理的にも時間的にも長時間の対応は無理。ロービジョン外来もなく、アイテムも揃っていない多くの病院で、少しでも参考になればと思い、当院で行っていることをお話する。
ロービジョン外来という特別外来は行っていない。また、ロービジョンアイテムもほとんど揃っていない。メーカーさんからお借りしている拡大読書器一台、借り物のルーペ5個と遮光眼鏡4色、私の趣味で集めた小物数点のみである。
まずは、一般外来の検査を進める中で、ロービジョンの方をピックアップする。声をかけることから始める。「見えにくくて困ることはありませんか?新聞は見えますか?読めますか?」ロービジョンケアは話を聞くことから始まる。検査をしながら、会話をすることを心がけている。医師には話しにくいこと、言い出せないことも検査を行う中で話してくれることもよくある。その場ですぐに対処できないことばかりなので、次回までの宿題にさせてもらっている。見えなくなってから時間がたっていると、文字を見ることをあきらめている方もいる。声をかけ、アイテムを試してみると、「こういうものが前から欲しかったんだ。」と喜んでくれることもある。ロービジョンケアはメガネ合わせの延長線上にあると考えている。視野検査は、暗室で1対1ですので普段外来中では話しにくい家庭の事情、なかなかもう一歩踏み出せないでいる理由を話して下さることもある。一般外来中にできることはこの辺まで。
一般外来でロービジョンケアを行うには、以下の4つが大事。1、正確な視機能の評価、2、ロービジョンケアを行うための知識の習得、3、簡単なアイテム、4、連携とネットワーク作り。
最低限知っておきたい社会資源の窓口は以下の通りである。1)身体障害者手帳の交付、日常生活用具、補装具の申請は市町村役場の福祉課、または福祉事務所。2)障害年金は国民年金、障害基礎年金の場合、市町村役場の年金課。厚生年金は社会保険事務所。同じ障害年金でも窓口が異なる。3)特定疾患の手続きは保健所。
患者さんにお願い。私たち視能訓練士に、日頃困っていること、不便に感じていることをどんどん伝えて欲しい。一人ひとりの患者さんとの出会いが私たち視能訓練士を育て、これからのロービジョンケアの発展につながる。
視能訓練士の皆さん、いろいろな患者さんのニーズに対応できるように日々努力をし、知識を深め、視覚のエキスパートとして恥ずかしくないよう、自己研鑽、自己啓発に努めましょう。
略歴 1981年 新潟医療技術専門学校 視能訓練士科卒業
1981年 新潟県立がんセンター新潟病院 視能訓練士
1999年 新潟県立加茂病院 視能訓練士
2002年 新潟県立新発田病院 視能訓練士
現在に至る。
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「中途視覚障害者の就労継続と連携
〜就労アンケートの結果と最近の相談事例を通して考える〜」
工藤正一(タートルの会副会長)
働き盛りの中途視覚障害者にとって、就労継続ができるかどうかは深刻な問題である。視覚障害者になると、ほとんどの場合、眼科医をはじめ事業主やハローワークなどから、適切な情報や支援はなく、離職を余儀なくされている。
たとえ働き続けていても、常に離職への不安を伴う。一旦退職すると、視覚障害がネックとなり、再就職への支援を受けることもできず、多くは福祉を頼らざるを得なくなる。このように、築き上げた仕事上のノウハウを生かせないことに加えて、福祉の恩恵にあずかることは、本意でないばかりか、二重三重の社会的・経済的損失でもある。それ故、中途視覚障害者の失業を未然に防止することが肝要である。そのためには、医療機関、訓練施設、ハローワークなどの職業リハビリテーション機関との連携が不可欠である。
中途視覚障害者の復職を考える会(タートルの会)は、1995年の結成以来、一貫して中途視覚障害者の就労相談・支援を行ってきた。会結成10周年を期し、就労アンケートを実施し、『視覚障害者の就労の手引書=レインボー』として取りまとめた。その結果、職場介助者制度を利用している人も少なく、訓練の必要を感じながらも受けることもできず、自らを叱咤激励するなど、ほとんど自己努力に任され、いかに視覚障害者は配慮のない中で頑張っているかが浮き彫りになった。また、医療関係に関する自由記述では、キュアからケアへ・連携の重要性を指摘する声が多く、ロービジョンケアに対する期待の高まりが感じられた。
ここで、眼科医療における連携の重要性、とりわけロービジョンケアの重要性を考えさせられた2つの事例を紹介する。何れも40代前半の働き盛りの例である。1つは、8年間ひたすら治ると信じ続け、危うく退職を免れたケースである。今1つは、ロービジョンケアで希望を見いだした事例であるが、特に、前者は、在職中のロービジョンケアの重要性を示唆するものであった。
今回の就労アンケートから、視覚障害者の雇用と職域の拡大のために、(1)眼科医療の役割と連携、(2)事業主の責務と職業リハビリテーション関係機関の役割、(3)現行制度の充実と活用、(4)情報バリアの解消--の4つの観点から提言を行った。ここでは特に、(1)と(2)について述べる。
眼科医は患者を疾患の対象としてだけではなく、社会の中で働き続ける存在として捉え、心のケアとともに適切な情報を提供し、適切な連携を図って欲しい。また、眼科医には、「見えなくても仕事はできる」という確信を持ち、司令塔としての役割を果たして欲しい。そうすることで、ロービジョンケアがティーム医療として機能していくのではないか。
視覚障害者が働き続けるためには、事業主の理解が不可欠である。事業主は、障害者雇用促進法第5条(事業主の責務)の理念に基づき、雇用継続について、前向きに努力して欲しい。そのためにも、相談窓口として、ハローワークの役割が重要である。ハローワークは、地域障害者職業センターをはじめ、ノウハウを有する施設や当事者を含む支援団体などと連携を図る必要がある。
私たちは、この提言を元に、厚生労働省の関係部局と意見交換を行った。引き続き経営者団体や医療関係団体などとも順次懇談・意見交換を行うこととしている。苦悩と葛藤にさいなむ仲間の姿が、希望に輝いた時の感動は忘れられない。そんな体験に支えながら、今後とも活動を続けていきたい。
略歴:1948年生まれ。
1981年、労働省在職中、ベーチェット病を発病(後に、失明)。
視覚障害リハビリテーションを経て、1991年、原職復帰。
1993年、千葉県中途視覚障害者連絡会結成。
1995年、タートルの会結成。
視覚障害リハビリテーション協会理事を経験。
現在、厚生労働省・障害者雇用対策課勤務。
日本ロービジョン学会評議員。
参考
タートルの会(中途視覚障害者の復職を考える会)
http://www.turtle.gr.jp/
PS:『視覚障害者の就労の手引書=レインボー』を希望される方は、日本盲人職能開発センター内、タートルの会事務局まで(1冊、会員は500円、会員外は1,000円。送料別)。
電話:03-3351-3208
mail:mail@turtle.gr.jp
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「中途視覚障害者の家族としての支援 家族への支援」
工藤良子 (千葉県医療技術大学校看護学科)
視覚障害の場合、障害の程度が外見上わかりにくく、共に生活している家族でさえもどのくらい見えているのか理解しづらい。そのため、家族は、最も身近にいるにもかかわらず、理解し合えない辛さやどう接したらいいのかわからない辛さがあり、心理的に不安定になる。つまり、今後の生活や仕事のことで悩むのは障害者本人だけではない。しかし、家族に対するケアはほとんど行われていないのが現状である。障害者本人のケアがスムーズにいくためには、最も身近にいる家族が安心して障害者本人と向き合えるよう、家族へのケアが必要である。
タートルの会で行った就労アンケート「家族から受けた支援」の結果は以下のとおりであった。1)日常生活の支援:70%、2)外出時の支援:55%、3)心理的支援:55%、4)仕事での支援:20%。
3例の事例紹介〜40代の網膜色素変性症の夫と妻(夫がだんだん見えなくなって苦しんでいるのは判るが、どの程度見えないのか、何を不自由しているのか、何をして欲しいのか判らない。そのことも話題に出来ない)、50代の緑内障の夫と妻(本人が辛いのは判るが、家族が一生懸命やっているのに評価してもらえない。本人は職場に申し訳ないという気持ちが強い)、60代のベーチェット病の夫と妻(妻は精一杯、夫のために尽くしているつもりなのに、不満を言われ口論するようになった。かつては優しかった夫なのに『なぜ?』と涙が止まらなくなる)、、、。
家族が求めているものは、1)今の病状の理解 2)今後の病状の進行についての理解 3)思いを表出する場 4)がんばりを認めてくれる人の存在 だといえる。
したがって、医療従事者は1)意図的に夫婦で来院することを勧め、障害の本質を理解してもらう 2)家族が気軽に相談できるような窓口(電話相談にも対応)をつくる 3)同じような障害を持つ人が交流できるような場を提供する 4)真の援助とは何か、かかわる時の態度はいかにあるべきかについて指導する・・・ことが必要である。
医師に対する家族の思いをみると不満が多かった。もっと訴えを聞いて欲しい、きちんとした説明をして欲しい、希望の持てる声掛けをして欲しい、情報も提供して欲しい、、、、。その不満の一部は、看護者や視能訓練士がかかわることで解決できる内容であった。したがって、看護者や視能訓練士は積極的に家族にもかかわることを望む。
障害者本人が障害を受容し、社会性を取り戻していく。しかし、喜んでばかりはいられない問題がある。それは、家族が「とり残された」、「心にぽっかり穴があいた」という、空虚さを味わう、いわゆる空の巣症候群である。そのため、家族の会や、患者団体に自分の心の拠り所・安寧を求めるのだと思われる。家族に対しても継続したかかわりが必要だといえる。
略歴
1948年生まれ。弘前大学医学部付属看護学校卒業後、看護師として弘前大学医学部付属病院、東京医科歯科大学医学部付属病院、国立千葉病院勤務を経て、現在千葉県医療技術大学校勤務。
1981年、夫が32歳でベーチェット病を発病し、失明した。
1991年原職復帰を果たした夫と共に、中途視覚障害者の支援活動を続けている。
視覚障害リハビリテーション協会会員、2000年から日本ロービジョン学会理事。
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「失明してしまった手術のこと」
荻野誠周 (眼科医 新城眼科)
私の眼科手術者としての基本認識は以下の二つである。一つは、医療は病気の自然経過に介入して、より良い結果を得ようとする行為であるということ。したがって失明してしまったという表現は間違いで、失明させた、あるいは潰したと表現するべきである。治したという表現も間違いで、治った、良くなったのであって、医者が治したのではない。二つ目は、「医者」は「患者」を食い物にして生きている卑賤な職業である。卑下することはないが、このことは厳然たる事実である。
基本姿勢が二つある。一つ、技能を含めた「知識」が絶対に必要である。最良の結果を得るには知識こそが全てであるといっていい。二つ、ヒポクラテスの誓いにあるとり、患者に不利益をもたらすことは行わない。しかし、いわゆる医師の倫理として要求される、高潔、誠意、熱意、謙虚などは実は無意味である。治らなければ無意味であり、治ることに必須なのは知識だけである。実際、私が失明させた症例はすべて憶えているが、そのすべてが知識のなさに原因している。
たとえ手術を含めた治療が適切で、いい結果だと考えられても、視力が不良のままであることは多くある。私はロービジョン患者を多数生み出している。私が専門とする網膜硝子体手術では術後視力は術前視力に強く相関する。手術がノーミスで終了することはありえない。また、なにが起きるかわからないので、良い視力を悪くする可能性はある。しかし、視力の防衛線を失明の防止に敷くのでは、どうにもならない。基本方針として防衛線を運転免許がとれる視力に敷いている。
「ヒポクラテスの誓い」
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Brown/2111/Hippocrates.html
略歴 昭和46年京都大学医学部医学科卒業
昭和53年京都大学大学院医学研究科修了
昭和53年京都大学医学部眼科助手
昭和56年天理よろず相談所病院眼科副部長
昭和59年京都大学医学部眼科講師
昭和62年愛知医科大学眼科助教授
平成6年フリー眼科医
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便利グッズ紹介 県内の皆さんからの紹介コーナー
1) 『アイポッドシャッフル』
石川登志子(新潟市巻)
アイポッドとは、手のひらサイズの携帯音楽プレーヤーです。色々な種類がありますが、アイポッドシャッフルが一番価格が安く、大きさは百円ライターくらいです。1ギガのものであれば、音楽なら250曲くらい、デイジーは70時間くらい入ります。操作ボタンに音声案内はありませんが、ボタンの配置が判り易いので充分に使えます。
これまで視覚障害者には少し使いにくかったのですが、昨年11月私たちでも使いやすい音楽やデイジーを転送するミュージックリーダーと言うソフトが出来て、視覚障害者でも簡単に転送できるようになり、いつでもどこでも音楽や小説を楽しめるようになりました。どこでもデイジー図書が聞けるので、私のお気に入りです。
ただしミュージックリーダーのソフトは全ての携帯プレーヤーに転送できるわけでなく、デイジー図書を聞きたい場合は、対応している機種かどうかを確かめてから購入して下さい。
アイポッドシャッフル
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/
ミュージックリーダー
http://www.enable.co.jp/mr1.html
2)三洋『デジタルICレコーダーICR-S310RM(H)』
岩崎深雪(新潟市岩室温泉)
三洋のデジタルICレコーダーICR-S310RM(H)は、電気店で購入ができて、コンパクトで機能満済、おまけに音声ガイドつきでしかも簡単に転送ができるので、私の必需品になっていて常に加番に入っています。まだ全部を使いこなしているわけではありませんが、簡単にしかもステレオ録音ができるので、メモ代わりや会議の録音やカラオケ教室の録音などに使っています。
その他に、点字図書館からデイジー図書をお借りしてそれをそっくり転送しては、出かけるときの電車の中や待ち時間があるときなど、これを聞いていると退屈せずにすみます。
三洋デジタルICレコーダーICR
http://www.sanyo-audio.com/icr/s300rm/index_s340310.html
以下、器機展示の各社による展示品の紹介です。
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【タイムズコーポレーション】
拡大読書器
1)新製品
携帯型拡大読書器「センスビューP430」
価格135,450(税込)
交換バッテリーセット(5年保証+1回バッテリー交換付)
価格156,450(税込)
世界最小・最軽量(重さ221g、厚さ22.5mm)。
連続使用時間5時間の内蔵バッテリー
倍率4.7倍〜22.5倍 (18段階可変)。
新機能 静止画シャッター機能搭載
2)据置型アシストビジョン・ネオ AV-100 (14型テレビ付き)
価格198,000(非課税)
最大倍率 50倍(14型モニターの場合)。
高画質41万画素CCD。高速ズーム。
新機能 フルオートフォーカスモード、位置表示LEDライト搭載。
指かけつきX-Yテーブルは A3サイズ相当の広いテーブル可動範囲。
長期修理保証サービス開始(3年無料・8年有料¥5,250)
3)クイックルック 価格129,000(非課税)
長時間バッテリーセット 価格155,250(税込)
超小型軽量、重さ約 300g。 4インチ液晶搭載。
倍率 2〜5.5倍。 LED照明付。
4)ポータブル型拡大読書器アシストビジョンスライダ AV-300
価格198,000 (非課税)
6.4型液晶・カメラ一体型(カメラ着脱式)。本体スライド方式。
最大倍率17.5倍(6.4型モニターの場合)。
内蔵バッテリー約 2時間連続使用。
カラー、白黒、反転表示。 高コントラスト調整機能付。 LED照明付。
市販のビデオカメラ、テレビの映像を映す
ビデオ出入力端子、切替用スイッチ搭載。
(タイムズコーポレーション 連絡先)
株式会社タイムズコーポレーション
〒665-0051兵庫県宝塚市高司1-6-11
TEL0797-74-2206 FAX0797-73-8894
フリーダイヤル 0120−886610
e-mail:info@times.ne.jp
URL: http://www.times.ne.jp
【大活字】
◎かっちゃん、拝まんせ
生まれながらの眼病により、50歳で全盲を課せられた著者。周囲の温かな愛情を受けながら、女性としての生い立ちを綴った自分史であり、盲導犬と歩くまでの生活訓練記録である。
■四六判・150頁■本文11ポイント・明朝体
■定価:1,600円+税
◎ロービジョンはここまで見える―視力をもっと活用する為に―
正しい訓練や補助具の使用により、弱視者でも晴眼者と同じように活動することができる―。自身も重度の弱視である著者チャプマン博士が、リハビリテーション方法や眼の病理学、精神の克服法までを伝授する渾身の一冊。
■四六判・150頁■本文11ポイント・明朝体
■定価:1,600円+税
◎足爪に最適! ラウンドつめやすり 大
人気の超微粒仕上げのラウンドタイプつめやすりに足爪に適した幅広タイプが新登場!ハンドルは手にフィットする握りやすい形状で、爪先をヤスリのくぼみにあて、爪の丸みに沿ってヤスリを前後に動かせば、キレイな丸みのある爪に仕上がります。
■定価:800円(税込)
■材質 やすり=ステンレス加工 ハンドル=ABS樹脂
■サイズ 縦90mm×横35mm×厚み10mm
■重量/22g
(大活字 連絡先)
株式会社 大活字
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-3冨山房ビル6階
TEL03-5282-4361 FAX03-5282-4362
http://daikatsuji.co.jp
【ベスマックス】
液晶モニタ 一体型オートフォーカス
1)ポケットMAX
省スペース型13インチ液晶TV一体型
カメラはソニー社製・キャノン社製を、液晶TVはシャープ社製13インチ・15インチを選択でき、用途に応じて使い分けができます。またカメラを2台取り付ける事により、遠近を簡単に切り替える事ができます。
2)ポケットTYPE−L104
携帯用10.4インチ液晶モニタ・アームスタンド一体型
超軽量10.4インチ液晶モニタにカメラを取り付け、移動が楽なクランプ式アームスタンドと組み合わせる事により、試験会場・会議場に持ち運びが可能です。
3)アミーゴ
携帯用6.5インチ液晶型・画面角度調整機能付き
液晶モニタが角度可変式で楽な姿勢で見ることができます。倍率は3.5倍〜14倍の可変式で、白黒反転 6モードの選択ができます。カメラ部への外光が入らない為、くっきりとした画像が得られます。
(ベスマックス 連絡先)
株式会社ベスマックス
TEL:04-2922-6661
埼玉県所沢市西所沢1-7-16
【ナイツ】
1)拡大読書器 製品名「 VS-2000AF」
価格 198,000円(非課税)
コンセプトは「シンプル&コンパクト」です。フルオートフォーカス拡大読書器をキレイな画像で実現しました。
〇フルオートフォーカスは、辞書などの深い綴じ目の本を読む時、爪切り、マニュキア塗り、工作時など、見たい物を常に自動でピント調整する便利な機能です。
〇最低倍率の1.8倍率から画面の明るさが均一な拡大読書器です。
2)拡大読書器 製品名「 VS-5000LCD」
価格380,000円(非課税)
15インチ液晶モニター内蔵。折り畳んで移動可能な拡大読書器です。
〇操作スイッチ類を手許にまとめました。片手での操作も可能です。
○画面の位置を低くしました。首などの負担が軽減されます。
3)拡大読書器 製品名「 MAXLUPE V-3」
価格198,000円(非課税)
ハンディタイプの液晶モニター内臓型拡大読書器です。
○倍率は5、10、15倍の3段階の設定です。
○モニター画面だけを傾ける事ができるので、より自然な姿勢での使用が可能です。
○高さ20センチの手書きスタンドが付いてます。スタンド使用時の倍率は4.5倍固定です。
4)携帯に便利な 単眼鏡 ポケビューPK
〇2.8倍〜8倍まで使用用途に応じた補装具に認定されている単眼鏡です。
〇近用レンズを使えば高倍率ルーペになります。
〇使用練習用にレーザーポインタもあります。
〇これらを全て含めたセットもございます。
(ナイツ 連絡先)
〒162−0056 東京都新宿区若松町36−13
電話:03−3204−2922 FAX:03−3204−2069
e-mail:n-sato@neitz.co.jp
http//www.neitz.co.jp
株式会社ナイツ 関東営業部担当 佐藤 直
【東海光学】
遮光眼鏡
CCP CCP400 ヴェルジネ by STG
高機能サングラス STG STG400
補装具対象商品
(対象疾患〜網膜色素変性症 白子症 先天無虹彩錐体杆体ジストロフィー)
自治体により運用が異なります。(補装具の運用に関し、平成18年10月より変更になる可能性があります。)
遮光眼鏡トライアル
遮光眼鏡のカラーを決定する時に使用するキット。
CCP CCP400トライアルキット
ヴェルジネテストレンズキット
STGフルトライアルキット
(東海光学 連絡先)
東海光学株式会社
〒444-2107 愛知県岡崎市恵田町下田5-26
TEL 0564-27-3060 FAX 0564-27-3033
なお、弊社ではエンドユーザーの方へ直接販売はいたしておりません。ご購入に際しましては、眼鏡店様へご相談いただきますようお願い致します。
【新潟眼鏡院】
新潟眼鏡院は、ルーペ各種・拡大読書器・遮光眼鏡・単眼鏡等のロービジョンアイテムを、常時多数展示しております。
○ルーペの基本的な使い方
いくら性能の良いルーペを持っていても、正しい使い方ができなければ役に立ちません。またルーペもひとつあれば全て事足りるというものではありません。使用目的にあったルーペを選ぶことにより、いろいろな環境で役立てていくことができます。
1)手持ちルーペ
手持ちルーペの場合は“ご自分の眼とルーペとの間隔”と“ルーペと見るものとの間隔”をそれぞれ調節することで、適切な倍率とピントを得ることができます。
<倍率の低いルーペの場合>
3.5倍くらいまでのルーペの場合には、眼から約30cm離して使用すると楽に見えます。ルーペを見るものから少しずつ離していくとだんだん見ているものが拡大されていきますが、ある一点を過ぎると拡大像のピントがずれたり周辺がだれてきたりします。ピントが合っている範囲内で、拡大率が最も大きくなる間隔が適切な位置です。
<倍率の高いルーペの場合>
ルーペを眼の近くに固定して(10倍の場合、眼から4cmくらい)、ルーペと見るものとの間隔を調整してピントを合わせます。低倍率の場合のように眼からルーペを離して使うと、適切な倍率が得られなかったり、逆像になったりします。
2)置き型ルーペ
レンズと見るものとの間隔が固定されていますから、レンズと眼との間隔を調整しながらピントの合う位置を探してください。
(資料提供株式会社 エッシェンバッハ光学ジャパン)
<<バスでのアクセス>>新潟駅から 「古町(ふるまち)」下車
<<車でのアクセス>>新潟駅から ・・・・・約5分
*古町近辺駐車場をお使い下さい、無料駐車券を差し上げます。
(新潟眼鏡院 連絡先)
〒951-8063 新潟市古町通6番町991
年中無休 営業時間AM10:00〜PM8:00
TEL025-222-2288 FAX025-228-6236
E-mail:gankyoin@cello.ocn.ne.jp
http:www.niigata-optik.co.jp
製品担当 大橋 紀子
これで2006新潟ロービジョン研究会の報告のページを終わります。
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