山陽・四国の旅


  コメント:新潟市 しおりさん 2006年10月
2006年10月6日から9日まで、山陽、四国方面に旅行して来ました。今回は夫の歴史のお仲間と一緒で、全部で13人で行きました。夫は公民館で、歴史の好きなお仲間と月1回、勉強会を長年やっています。でも近年は、旅行に行くための勉強会みたいになっているかな。春は日帰り、秋は泊まりがけの旅を皆で計画して、それに向けての下準備をして行きます。行きたいところが多過ぎて、いつも絞り込むのに苦労しているようです。それでも、行ってからの予定変更は常です。私は歴史は苦手なのでここのメンバーではないのですが、長いつきあいですから、皆さん知っています。今回は行く予定にしていた人が行けなくなり、私が代わって参加しました。男性7人、女性6人、飛行機は絶対イヤという人が3人いて、その人達は電車で行きました。以下は、その大まかな旅程です。

旅行の日程
10月6日(金) 8時20分 新潟空港発 日本航空(JAL)2240便
9時25分 伊丹空港着 電車組と合流
10時 伊丹空港発 マイクロバス(レンタカー)乗車
高速(山陽道) 50km 10時40分 三木小野IC
小野市 浄土寺 
加古川市 鶴林寺
高速(山陽道) 10km 12時40分 山陽姫路東IC
12時50分 姫路 姫路城(昼食)
高速(山陽道) 20km
17時20分 赤穂IC 17時40分 赤穂泊

10月7日(土) 6時00分 早朝散歩 大石神社 大石良雄宅跡 赤穂城 息継ぎ井戸 
赤穂市内 花岳寺 
高速(山陽道) 10km 10時10分 備前IC
10時20分 備前市 閑谷学校 
高速(山陽道) 40km
11時50分 岡山IC
12時00分 岡山市 岡山城 後楽園 
吉備津彦神社 吉備津神社 
高松城跡  
14時30分 総社市  備中国分寺 
高速(山陽道) 17時30分 尾道泊

10月8日(日) 6時00分 早朝散歩 千光寺 
8時30分 尾道 浄土寺 西国寺 西郷寺
有料道路 しまなみ海道 20km  
11時00分 大三島 大山祇神社(宝物館) 
(昼食)
能島  村上水軍博物館 
有料道路 30km
13時40分 今治 今治城  
高速(松山) 140km
17時00分 徳島IC 徳島泊

10月9日(月) 6時00分早朝散歩 霊山寺(四国八十八カ寺一番)極楽寺 金泉寺
8時00分 徳島市内 旧徳島城表御殿庭園
 眉山 阿波おどり会館 
(昼食)
12時30分 徳島発
12時40分 鳴門IC
有料道路 40km
(神戸淡路鳴門)13時10分 洲本IC
淡路島 イザナギ神社
有料道路 100km
15時30分 伊丹空港着
17時15分 伊丹空港発 日本航空(JAL)2249便
18時15分 新潟空港着

旅のしおり
自称出不精の私、次はいつ行けるか分からないので、忘れないうちに記録を残しておこうとまとめてみました。しおりさんの「旅のしおり」です。独断と偏見の感想です。

旅のしおり1 「天候」
 出発の朝、あいにく雨が降って来てしまいました。飛行機は定時に出ましたが、途中ちょっと揺れました。それが、ちょうど飲物のサービスをしていた時だったんです。飛行機の真ん中くらいの、二人がけの席にいた夫と私まではもらえたのですが、機長の判断でサービスはそこで中止。私達の反対側にいた仲間の3人とその先の人は、飲物のサービスを受け損なってしまいました。その後もそんなに揺れたわけではないのですが、残念ながらたったの1時間の飛行。あっという間に大阪に着いてしまいました。その後は、天気雨や通り雨程度には会いましたが、良いお天気に恵まれました。テレビの天気予報で新潟の悪天候を知り、なんと善男善女、晴れ男と晴れ女の一団はうまく逃がれて来たものかと一同ニッコリ!
旅のしおり2 「うどんと麺類」
 関西に来たらやっぱりうどん。4日間の昼食のうち3食はうどんを食べました。釜あげうどん、カキうどん、ぶっかけうどん、それぞれ太さもコシも違っておいしかったですねえ。つゆが薄味なのがやっぱり関西風な感じだったでしょうか。メンバーは麺類の好きな人が多く、尾道では有名ならーめんを食べた人もいました。私はホテルで夕食を食べた後だったのでお腹もすかず、ちょっとスープと麺を味見しただけでした。いくら好きでも、そうそうは食べられないですよ。麺類は細さ、太さ、ゆで方、スープやつゆの好みがいろいろで、あんまり他人の味をうのみにしない方がいいかも。自分の舌でしっかり味わって下さいね。
旅のしおり3 「遅刻と罰金」
 団体旅行は人数が多いと、スムーズに旅程をこなすのが難しくなります。このグループでは多くを見たいというせいもあり、集合時間に遅れると罰金を取ることに決めています。今回は3分遅れると100円、それ以上だと200円の罰金を支払うことになりました。今回は13人だったので目が行き届いた方だと思うのですが、4日間で1500円くらい集まりました。みんなの写真が出来上がったころまた集まり、反省会を兼ねた「はんばぎ」をやります。集めた罰金は、その時の会費の一部に還元されますので楽しい罰金になります。私も一度罰金を払いました。1日目の夕食の前にお風呂に入った時のことです。気持ちよく汗を流し、髪を洗い、いくつかの湯ぶねを試していたら時間を忘れてしまったのです。お腹をすかして待っていた皆さん、ごめんなさいでした!
旅のしおり4 「高齢化」
 このグループの恒例の旅行もかなりの年数になりました。今回参加者の平均年齢は68歳くらいとか。入場料を払うところでは、私が障害者割り引き、65歳以上の人は恒例者割り引きをしてもらったところがいくつかありました。お出かけの際は、身分証明になるものがあれば、何か持参した方がお得ですよ。
旅のしおり5 「観光ガイド」
 最近は観光地で、ボランティアでガイドをして下さるところも増えました。あるところでそのガイドをお願いしたのですが、説明がゆっくりで長いのです。ありがたかったのですが、こちらは次の見学地に行くのにゆっくり取れる時間がありません。「時間がないのでちょっと急いでお願いします」と言ったのですが、ガイドさんは一向に解しません。失礼ながら途中で打ち切って失礼してしまいました。見てもらう方からすれば、ゆっくり、じっくり見てほしいんですよね。本当にごめんなさい!別のところでは有料だったのですが、説明してくれる人が一人しかいず、これも時間がないということでお断りしてしまいました。要領よく案内してくれた人もいましたが、あんまりスイスイと連れて行かれるのも味けない気がしました。観光客とは、何とわがままなものでしょうか。
旅のしおり6 「ホテル」
 以前は、このグループでは泊まる時は数人で一部屋を共有していました。しかし1泊程度ではがまんしていたことも、2泊、3泊ともなるといびきがうるさいとか、夜くらい自由な時間がほしいと言い出すようになりました。そこで考えたのがビジネスホテルです。これならシングルやツインが取れます。仲の良い人同士、夫婦ならば一緒でもよいのでそんなに問題はなくなりました。ビジネスホテルだと、予約もキャンセルもわりと緩いから簡単です。便利のよい地域を選べば、繁華街に食事も買い物にも出られます。このグループでは旅行会社のツアーのような贅沢は望めませんが、小回りがききます。まあ旅好きな人が多いので、目ぼしい観光地はすでに行っているということもあります。ただ、女性は買い物が好きだから忙しいですよ。過密スケジュールの中でお土産も買いたいとなると、罰金制でも設けておかないと終始がつかないということもあったのです。
旅のしおり7 「お土産」
 赤穂と言ったら塩、と皆さん連想なさるでしょう?ありました、ありました、ホテルのお店にちょっと赤味がかっておいしそうな塩が!メンバーの一人がその塩を買ってあとでよく見てみました。なんとなんと、そこには「アンデス産」と書かれていたそうです。こういう話はよく聞きますが、あんまり紛らわしいことはしない方がいいと思いませんか?鉄分が多く含まれているということで、夫が一袋いただきました。サラサラして、使うのがもったいないような感触ですよ。
旅のしおり8 「早朝散歩」
 皆さん、とにかく早起き。ホテルにいるにはもったいないと、希望者だけなのですが朝のうちに近くを一回りして来ます。朝食前の1時間半もあれば、車でだと結構回って来られます。ただ、門や館が開いていないと、それこそ周りだけを見て来ることになりますけどね。気候的にもさわやかだったので、朝の散歩も充実していて楽しかったですよ。
旅のしおり9 「乗り遅れ」
 団体旅行では全員が揃ったか、この確認は重要です。私達はたった13人、29人乗りのマイクロバスだから見渡せば一目瞭然と思っていました。最初は「いない人は返事して!」なんて冗談を言ていたのですが、いつしか心配もしなくなっていました。そんな時事件が起きたのです。発車して数分、2人の男性がいないことに気がついたのです。このようなことのために、携帯電話を持っている人の番号は把握しておいたのです。しかし電話してみるのですが、発信音はするものの応答はありません。それもそのはず、その携帯電話は車の中の荷物の中に入っていたのですから。すぐに戻って事なきを得ましたが、携帯を不携帯なんてシャレにもなりません!終わり良ければすべて良しということでお二人の方、ごめんなさい!
旅のしおり10 「阿波おどり」
 徳島といえば「阿波おどり」ですよね。季節はずれでもそれが楽しめるということで、阿波おどり会館というところに行きました。男おどり、女おどり、昔風、今風、おどりにもいろいろあったんですね。それらを一通り実例を見せながら説明してくれたあと、会場の人にも舞台に上がってもらって、一緒に踊ろうというのがありました。メンバーのうち4人が踊ってました。うまい人3人にレイがかけられました。なんとその中にわれらのメンバーのSさんが選ばれました!賞状の授与がなされ、会場全員から大拍手、おめでとう!Sさんのお嬢さんはバレー好き、これはお父さんの遺伝子を受け継いだということでしょうか?さて、家に帰ってその賞状を見せた時のご家族の反応は?!
今回も事故もなく、だれもケガも病気もせず旅を終えることが出来ました。一応旅行保険は入って行ってます。自主グループの旅ですから、十分気をつけてはいるのですが、何が起きるか分かりませんものね。以上でした!

これで、しおりさんの「山陽・四国の旅」のページを終わります。

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