行ってきました。あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル。


  コメント:燕市 おうめちゃん 2011年6月19日
 毎月1回行っている「好漢医学林」の友人のジェフママの新居引越し祝いに女3人が押しかけて、近所で開催されているラベンダーを見に行こうということになりました。 というより、ラベンダーまつりを観るために新居祝いに行くといった方が正しいかな。
好漢医学林

ジェフママの奮闘記

メンバーは、おうめちゃん、猫かあちゃん、ひろちゃん、ジェフママの4名。 当日は、ジェフママの盲導犬のローズマリー君とガイドヘルパーのNさんとKさんが一緒です。
会場:菖蒲総合支所庁舎周辺(住所:埼玉県久喜市菖蒲町新堀38番地 周辺)
開催時期:平成23年6月5日(日曜日)〜平成23年7月3日(日曜日)
 前日の18日(土」の勉強会が終わってから、北千住から東部伊勢崎線で休講に乗って久喜駅下車。そこからバス(モラージュというショッピングモール直通)に乗り夕ご飯をそこで食べることにした。このモラージュというショッピンブモールは、南北に約2キロあるとかで、食事をしたあとで、明日の朝食を買いに行くのに、ずいぶんと歩いたような気がします。そこから、歩いて15分ほどでジェフママ宅に到着。女3人寄れば姦しいというそうですから、4人集まったら、まぁ、ご想像にお任せいたします。アハハハハ。
 当日は、お天気が良く、前夜の雨はどこへやら。9時から行動開始。
出かける前に、ジェフママさん宅のまわりを探検。ゴーやを育てるというので棚が作ってありまして、藤棚ならぬゴウヤ棚になるようです。家の隣にこの町内のゴミ箱があるのですが、しっかりした金属の格子がはまってありました。これ、ジェフママさんのパートナーが造ったカラス防止だという。
それから、私は初めてさわったのが「防犯じゃり」。音もじゃりじゃりと大きいが、このじゃり石はとても軽い。
後はバス停にむかいそぞろ歩いて行く。まだ家も多くなく、宅地になっていたり、整備されていない土地などもあるので、ひばりやよしきりの声が近くで聞こえていました。
歩いて気がついたのだが、やけに広々としているのです。多開建物や、ヤマの気配がありません。ヘルパーのNさんに聞いたら、埼玉県といってもこの久喜の辺りは、山はないという。だからこのまわりの宅地は最初からまったいらで山をけずったわけではないのだ。天気が良いと富士山や筑波山が見えるという。
バスに乗って10分ほどで終点の町役場下車。降りたとたんに鼻先に、ふんわりとラベンダーの香り。全員が「あぁーあ」と声を上げたのです。自然と歩みも速くなり、会場のラベンダー園へ。 すでにいろいろな売店の設営もすんでいるようで、人も出ているようでした。
私は咲いているラベンダーと会うのは初めてで、種類があるのもここで初めて知りました。(ポリポリ) 名前は覚えていませんが、一本の茎からひとつの花のものと、ひとつの茎から三つの花のものに触れることができました。当日はひとつの花の方が咲いていて、三つの花はつぼみでした。つぼみでも香りはしっかりとただよわせています。色も白色、薄紫、濃い紫、ラベンダー色と種類もいろいろ。
Nさんの説明を聞きながら、私とジェフママとローズマリー君とラベンダーに触っていると、猫かあちゃんの声で、「込まないうちに売店を回ってみようよ」。
私のお目当てはラベンダーのポプリと石鹸。あるかなぁと一軒のテントへ。ありました。ありました。三角錐と四角形の紫の袋に入って口を織り込んで結んでぶらさげるようにしてある可愛らしいポプリがありました。三角錐のポプリは治療室の仕切りカーテンの左右にぶらさげて、四角形のポプリは押入れにぶらさげています。 「香りがなくなったと思ったら、軽くもむとまた香りますよ」と、売店のお嬢さんが教えてくれました。
石鹸はラベンダーの香りの平べったい楕円形。この二つは予定していた物ですが、衝動買いをしてしまったのがマフラー。ラベンダーで染めた木綿のマフラーです。
紫かと思ったけど、ラベンダーは紫色には染まりにくいらしい。定着材の名前は忘れてしまったけど、これによって色はかなり違って出るらしい。 そこのお店にあったのは、薄いグレーから黄色にぼかしになったもの。ちょうど暑くなってきて首にタオルでも巻きたいなぁと思っていたところへ、肌触りがよくて着ているものにぴったり(お店の人とNさんが言うにはですけど)が出現したので、「負けて!」といって買っちゃいました。 そのまま首に巻いて、ラベンダー・あやめ会場を散策していました。
そんなこんなで、お店をひやかしながら歩いて、そろそろお昼でもという時間になり食べ物屋さんのテントへ。このあいだにも、そよと風邪がふくとラベンダーの香りが鼻先をくすぐっていくのです。
このfestivalでの食べ物のお目当ては、ラベンダーの大福とラベンダー饅頭。猫かあちゃんとひろちゃんは別なテントへ何かを物色しに行き、私とジェフママとNさんは他の食べ物のテントへ。 ここでもラベンダーの食べ物あり。ラベンダーそばは、ふたをあけるとラベンダーの香りがするそばでしたが、口にすると普通のそばの味。 後からきた猫かあちゃんとひろちゃんは赤飯と山菜おこわをゲットしてきました。一人分の量もあるというので、私は山菜おこわを夕飯用に購入。
この山菜おこわを売っていたおじさんは、「私が採って来た山ウドを入れています。」とキッパリと言う。この山菜おこわを家に帰って電子レンジでチンしたら、まぁ、香りましたね、ウドの匂いが。これも香りを堪能しましたよ。 もちろんラベンダー大福も購入しました。えっ?味ですか。それはまたあとでね。堪能
昼食をすませて今度はあやめ薗へ。この場所から少し下った場所にあります。
えぅへん!!薀蓄をちょっと。「いずれがあやめかかきつばた」というくらい、あやめとしょうぶとかきつばたの区別ってつきにくいですね。ジェフママからの受け売りなんですが…これらの花は大きな花びらが3枚大きく開いた真ん中に小さな花びらが立っているような形ですね。この大きな花びらの根元で区別できるようです。あやめは花びらの根元が網目状、かきつばたは根元が白、しょうぶは根元が黄色。これで区別ができるとかで、さて、これから見に行くのはどれかなぁ?
遊歩道のところは板が敷いてあり、花も色、形、大きさが違うのがそれぞれに咲いていました。 違う色や形を見るたびに、花びらの根元を見てもらい「どれかなぁ?」と確かめっこしてました。
初めて見たのは、八重咲きの白いかきつばた。他のに比べて、花も大ぶりで背も高い。 他のかきつばたを圧倒するような、あでやかさ…だと思う。
そこを抜けてやや小高い所へ上がると、堤防のような所に出ます。またラベンダーの香りがただよって来ました。そこからは一面のラベンダー畑!!さえぎる気配が全くなく、ラベンダー畑からその先は、空。まだつぼみだというから、これらが全て開花したら、ただよう香りというより、むせかえるくらいだとNさんの弁。
このラベンダー畑を背にして、花しょうぶ薗と売店を右側にして歩いて道路を渡る。そこはあやめ薗で、江戸時代の内藤家という武士の屋敷跡で、入り口の門は昔のままのものだそうで、時代劇に出てくるような木の太く厚い板の門でした。この中は、さらさらと水の流れる音がしていまして、あやめの根元を潤していました。
この時間になるとかなり暑くなり、ちょっと一休み。 盲導犬のローズマリー君にダウン(伏せの姿勢をさせる指示語)をさせたら、お腹だけでなく、あごまで地面につけて座っていました。地面は冷たくて気持ちいいんだろうなぁと、このときばかりは私も犬になって地面に寝転びたぁーい。と思っちゃいました。
見るところはここで終わり。時間もそろそろということで、東京方面に帰る猫かあちゃんとひろちゃんとKさんと別れて、私はジェフママさんとNさんに送られて、高崎線の北本駅に行き、そこから五つ目の熊谷駅で上越新幹線に乗り換えて戻ってきました。
ああ、あのラベンダー大福餅の味ですか? 次の日にちょっと硬くなってしまったので、オーブントースターで焼き大福餅にしたんですよ。 暖めたら、ラベンダーの香りがまた匂いたちまして、一瞬「えっ!?」となったのですけど、口に入れたら白餡の普通の大福餅でした。
今回は、皆とにぎやかに出かけられたことと、花しょうぶ薗の堤防から眺めたラベンダー薗の広々としたあの風景がいい気持ちにさせてくれましたね。 これでおうめちゃんの「行って来ました、あやめ・ラベンダー・ブルーフェスティバル」の思い出話を終わります。最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。


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